河原城風土資産研究会
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イベント情報

―シンポジウム・ふることふみの倭(やまと)ごころvol.4『 大国主命の妻たちのサミット~古代日本海文化圏の交流~」 』」ー

開催期間 平成28年3月20日
場所 河原町中央公民館 大講堂
時間 13:00~17:35頃(12:30開場)
料金 入場無料
内容

シンポジウム 

ふることふみ倭ごころvol.4

大国主命妻たちのサミット

古代日本海文化圏の交流

今年度シンポジウムは、「大国主命妻たち」にスポットを当てた 妻たちのサミット を開催します。大国主命の最初の年奥さん・八上比売(やかみひめ)をはじめ、それぞれの妻たちの出身各地域から女性の講師をお招きし、古事記や日本書紀だけではうかがえない、地元に残る神話・伝承などの講演に加え、古事記をはじめ古代史・古典文学などに精通し、多くの作品を発表なさっているマンガ家里中 満智子氏をお招きし、氏を囲んで女子会ならぬ女性だけのシンポジウムを実現したいと思います。

ポスター(サイズ縮尺)

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ プログラム ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

13:00 主催者あいさつ
13:05 特別講演「大国主命を支えた女達」里中 満智子(マンガ家)
13:55 ―地域からの報告―
‐     出雲「出雲国風土記に描かれる大国主神とその比売神」
‐     川島 芙美子(山陰万葉を歩く会会長)
14:35 高志「奴奈川姫とヒスイの霊性―伝説の地を訪ねて」
‐     川崎 日香浬(日本画家)
15:15 - 休 憩 -
15:25 宗像「孤島の女神に八万点の国宝を捧ぐ~天照大神の血をひく御子神
‐     たちの苦難の道~」 志村 裕子(古代史研究家)
16:05 稲羽「謎多き女神・八上比売の伝承を読み解く」
‐     落合 久美(河原城風土資産研究会事務局長)
16:35 - 休 憩 -
16:45 パネルディスカッション「比売神たちと古代日本海文化圏の交流」
‐     進行:本間 恵美子(しまね文化振興財団写真文化事業室長)

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇  講師陣のラインナップ  ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

里中写真

◆里中 満智子 氏(マンガ家)◆
大阪生まれ。1964年(高校2年生)「ピアの肖像」で第1回 講談社新人漫画賞 受賞。1974年『あした輝く』『姫がい  く!』両作品で講談社出版文化賞受賞。
代表作:『アリエスの乙女たち』『あすなろ坂』『狩人の星座』など。 歴史を扱った作品も多く持統天皇を主人公とした「天上の虹」は32年 かけて昨年完結23巻発売中。2006年 全作品及び文化活動に対し文部科学大臣賞受賞
2010年 文化庁長官表彰受賞
2013年度「マンガ古典文学古事記」古事記出版大賞太安万侶賞受賞
2014年 外務大臣表彰受賞
公社)日本漫画家協会常務理事/一社)マンガジャパン代表/NPOアジア マンガサミット運営本部代表/デジタルマンガ協会会長/大阪芸術大学/ キャラクター造形学科学科長/文化庁古墳壁画の保存活用に関する検討 委員など

川島芙美子氏

◆川島 芙美子 氏◆(山陰万葉を歩く会会長)
奈良女子大学文学部卒業。島根大学大学院修士修了。   公立高校教員を経て、現在、風土記を訪れる会代表。しまね観光推進会議委員。山陰万葉を歩く 会会長。

主な著書:「神々の国、そのくにびと」(中国新聞社平成26年1月 電子書籍としても刊行)、「古代出雲を歩く」(共著)、「こども出雲国風 土記」(山陰中央新報社)、「熊野の大神さま」(熊野大社)「山陰の神々 -古社を訪ねて」(共著)(今井印刷)「人麻呂さん石見に生きて恋して」(山陰中央新報社)など

川崎日香浬・写真

◆川崎 日香浬 氏(日本画家)◆
新潟県上越市生まれ、在住。京都造形芸術大学大学院日本画科修了。小林 古径記念美術館運営委員。      2006年より、古事記と古代越の国奴奈川姫を 研究、古典の日本画の技法を用いて制作、神話の地にて、作品発表する などが主な活動。 また奴奈川姫に因んだ講演も多数。平成27年6月には、 御子・建御名方命(たけみなかたのみこと)が祀られる諏訪大社(上社本宮) に、横三間の大作「御柱曳行絵図(おんばしらえいこう)」を奉納。11月に は、同じく横三間の大作「神在月(かみありづき)-高志(こし)から出雲へ」 を出雲大社に奉納。

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◆志村 裕子 氏◆ (古代史研究家)

千葉県生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒。   『季刊邪馬台国』編纂 委員。全国邪馬台国連絡協議会会員。ローズコンシェルジュ。上代文献考証 による古代史研究。日本の神々と自然にとりつかれて筑紫の国まで来てしま いました。

著作:『江戸の邪馬台国』(柏書房) 、『先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)現代語訳』(批評社)、『景行天皇と日本武尊』(原書房)いづれも共著。                        講演:「斉明天皇と筑紫の女神たち」九州国立博物館など。

本間恵美子氏

◆本間 恵美子 氏◆(しまね文化振興財団写真文化事業室長)
島根県松江市生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科美学美術史専攻卒。島根 県立八雲立つ風土記の丘勤務・平成17年所長就任。平成27年しまね文化 振興財団写真文化事業室長就任。考古学の女性学芸員の草分けとして各種 展覧会の企画や普及活動を行う。                            主な担当展覧会:「古代の島根と南九州」「神と人の交差点」「風土記の40周年記念展 出雲の源流から~意宇の 神仏の宝物~」など。「古代出雲を歩く」山陰中央新報社刊分担執筆。 「図説松江・安来の歴史」郷土出版社/監修など
平成5年 文部大臣表彰、平成21年度 松江市功労者表彰(文化財)

落合・写真

◆落合 久美 ◆(河原城風土資産研究会事務局長)
大阪府生まれ。河原町の主に観光素材の掘り起こし・既存の磨きあげ・商品 化によって地域を活性化させる目的で平成17年に結成された風土資産研究会 の副会長。平成18年から指定管理者としてお城山展望台河原城を拠点に地域 の歴史・文化・風俗・自然等を県内外に紹介し町のPRと交流人口の増加を 創出するイベント等開催。 (神話のシンポジウムは4年目)              神話に魅了され町の歴史遺産「八上比売」を はじめその他郷土史の研究調査中。

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